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2010.05.28

18番目の馬が背負うもの

今週は競馬の祭典、東京優駿(日本ダービー)です。
今年はスター候補がいつになく揃って出走してきたので、当日は人も相当入りそうです。

そのダービー、18番目の枠に、1/3の抽選を突破してメイショウウズシオがおさまりました。
同馬の血統は、父がオペラハウス、母はカワカミパウダーというものです。

母のカワカミパウダーは冠名のとおり、三石川上牧場の生産馬です。
現役時代は結局未勝利で終わってしまいましたが、引退後は兄弟牧場である高昭牧場で繁殖入り。
ファーストクロップがダービー出走となりました。

そんなメイショウウズシオ、人気も下位だと思いますが、この馬もいろんなものを背負ってダービーを迎えることになりました。
今日はそんなお話をちょこっとご紹介します。

2010年クラシック戦線。
ここでの活躍を期待していた1頭の馬は、すでにこの世にはいません。

メイショウホンマル。
セレクションセールでメイショウの松本オーナーに落札されたカワカミプリンセスの全弟には、相当な期待がかけられました。
その期待に応える様に、8月初頭、札幌デビューを果たし新馬勝ちを収めました。
同馬が所属した西浦厩舎と「メイショウ」は、どちらかといえば縁は薄いといったほうがよく、しかし、タカノセクレタリー産駒は全て西浦厩舎に入厩しているということもあり、そんな経緯で西浦厩舎へと預けられました。
メイショウウズシオのほうは、メイショウオウドウなどを過去に管理し、縁も深い飯田厩舎へと預けられます。
実はメイショウウズシオの祖母であるパウダースノーは、西浦調教師と縁が深く、カワカミパウダーはもちろん、ブランピュールなど、同馬の系統はほとんど西浦厩舎に預けられていました。

なので、メイショウウズシオの活躍は嬉しい半分、(本来であればホンマルでダービーに・・・)といった悔しさもあることでしょう。
やっぱり関係者にとって、ダービーはそれほど特別なレースなのです。
「ウズシオにはホンマルの分も・・・」という思いも、関係者にはあることでしょう。

メイショウウズシオのダービー出走に望みが出てきた頃、三石川上牧場では1頭の牝馬に悲しい別れが訪れようとしていました。
ウズシオの祖母にあたる、パウダースノーの容態が悪化していたのです。
パウダースノーは、牧場の長である上山が、「どの馬よりも思い入れの深い馬」といって愛情を注いだ牝馬です。
日に日に弱っていくパウダーの馬房に泊り込み、同馬の横で懸命な介護をしていました。
しかし、上山場長の介護のかいもなく、残念ながら同馬は天国へ旅立ちました。

その後、メイショウウズシオのダービー出走が決まりました。
そして昨日、その報告をパウダースノーにしたということです。

今回、高昭牧場(三石川上牧場も含めて)は、生産馬を初めてダービーへ送り出します。
ジョッキーである、飯田騎手もダービーは初参戦。

初の夢舞台で悔いのない騎乗をというのは酷かもしれませんが、馬と共にダービーを楽しんでほしいと思います。

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カワカミプリンセスだより

先日、ディープスカイ号との2回目の種付けをおこなったカワカミプリンセス。
1回目は大人しかったのですが・・・今回は「らしさ」を存分にみせてくれた様子で・・・
なかなかのオテンバフ振りだったようです。
今回は受胎してくれていることを願いましょう。

牧場ホームページ(http://www.dear-oguricap.com)
にあるように、牧場の諸事情により、春先からカワカミプリンセスの見学を中止していましたが、昨日、見学再開OKと連絡を受けました。
現在は三石川上牧場の本場で元気に過ごしています。

先日、登録抹消となり牧場に帰ってたプリンセスティアラ(牝3)と相性がバッチリなようで、お互いが毛繕いするなど、2頭仲良く過ごしている姿は、本当にプリンセスか?と思うほどです。
しばらくは、2頭一緒に放牧させているので、見学される際には、「優しい」カワカミプリンセスが見られるかもしれませんね。

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2010.05.18

カワカミプリンセス 種付け

先日、カワカミプリンセスがディープスカイとの種付けをおこないました。
結果は不受胎。

しかし、種付け中は気性の激しさも皆無。
次はとまってくれることでしょう。

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